デンマークといえば建築や芸術をはじめ、絵本のような街並みをイメージされる方も多いのではないでしょうか。ただ街歩きするだけでも街並みや看板デザインなど様々な発見も多いです。
しかし、いざ観光!と思うと、日本の約2倍と言われるデンマークの物価の入場料は大きいですよね。メインも観光の合間や、コペンハーゲンに住んでる人にとっても、無料の観光スポットはとても魅力的です。特に美術館は個人的に観光には欠かせないスポットなので、多くいけるほど得した気分になります。
そこで今回は、コペンハーゲンの無料で入場できる美術館をご紹介します。
日時限定の無料公開日などもあるので事前にチェックして計画していくことがおすすめです。
- The David Collection
- Thorvaldsens Museum|トーヴァルセン美術館(水曜日)
- Københavns Museum|コペンハーゲン市博物館(水曜日)
- Nikolaj Kunsthal|ニコライアートギャラリー(水曜日)
- Kunsthal Charlottenborg|シャーロッテンボー宮殿アートギャラリー(水曜日の17時以降)
- Ny Carlsberg Glyptotek|ニューカールスベア(毎月の最終水曜日)
- VILLUM Window Collection
- Kastrupgårdsamlingen|Kastrup Farm Collection
- SMK FRIDAYS|SMK主催のイベント(年6回、金曜16-22時)
- ギャラリー
The David Collection

デンマークの弁護士・実業家のクリスチャン・ルートヴィヒ・デイヴィッド氏が収集したイスラム美術と18世紀ヨーロッパの美術品、応用美術、家具を所蔵する美術館です。彼はコレクションを美術館という形で後世に残すことを決意し、亡くなる際に全財産を美術館財団に託したそうです。作品は彼がかつて住んでいた建物に収められています。
最初に受付をするとスマホサイズのガイド端末の貸し出しもしており、英語で説明を読んだり聞いたりできました。最初に最上階まで上がり降りてみていくスタイルで、上からイスラム美術コレクション、18世紀のヨーロッパ美術コレクション、デンマーク初期近代美術コレクションの3つのセクションに分かれています。
イスラム美術コレクションは、スカンジナビアで最大の保有数を誇り、古典的なイスラム世界のあらゆる芸術作品を所蔵しています。ヨーロッパ美術セクションでは、19世紀当時のオリジナルインテリアで展示されており、18世紀の家具や装飾品も含まれています。また、デンマークの近世美術も含まれており、1880〜1950年頃のデンマークアーティストによって制作された絵画、彫刻、陶器などの作品が並んでいます。

こんなに見応えのある美術館が無料なんてデイヴィッド氏に感謝しかありません…!!
The David Collection
Monday Closed
Tuesday 10:00 – 17:00
Wednesday 10:00 – 21:00
Thursday 10:00 – 17:00
Friday 10:00 – 17:00
Saturday 10:00 – 17:00
Sunday 10:00 – 17:00
MAP
Thorvaldsens Museum|トーヴァルセン美術館(水曜日)

クリスチャンスボー宮殿の近くにあるトーヴァルセン美術館は、デンマークの彫刻家ベルテル・トーヴァルセンの作品を中心に展示する美術館。
中庭を囲むように建築された美術館の館内は、長い廊下にそって沢山の部屋が並んでるような造りになっています。建物自体が非常に個性的で、カラフルな壁画装飾が印象に残ります。
水曜日限定で入場無料です。
Thorvaldsens Museum
Tuesday-Sunday 10:00-17:00
Monday closed
MAP
Københavns Museum|コペンハーゲン市博物館(水曜日)

コペンハーゲンの街の歴史や発展を知れる博物館です。
コペンハーゲンの街の市民生活の変遷が興味深く、パノラマ模型や電子版などユニークな体験型展示が印象的です。歴史建造物の建物とは対照的に、とても現代的な展示構成となっているのも見どころです。
水曜日限定で入場無料です。
Københavns Museum
Monday-Wednesday 10:00 – 17:00
Thursday 10:00 – 20:00
Friday 10:00 – 17:00
Saturday-Sunday 11:00 – 17:00
MAP
Nikolaj Kunsthal|ニコライアートギャラリー(水曜日)

旧教会を改装した現代アートギャラリー。街の中心部ストロイエ通りから1本入ったところに佇んでいます。歴史的な教会の見た目からは想像つかないほど、内部は現代アート空間となっています。
部屋ごとにアーティストが違うことが多いですが、展示内容はどれもかなり実験的。私が何度か訪れた際も、空間全体を使ったインスタレーション作品が展示されていて、行くたびにも景色が180度違いました。
デンマークの現代アートシーンを感じたい方におすすめです。
水曜日限定で入場無料です。
Nikolaj Kunsthal, Copenhagen Contemporary Art Center
Monday Closed
Tuesday-Friday 11:00 – 18:00
Saturday-Sunday 11:00 – 17:00
MAP
Kunsthal Charlottenborg|シャーロッテンボー宮殿アートギャラリー(水曜日の17時以降)

Nyhavn(ニューハウン)の近くにある現代アートの展示スペース。国内外の有名なアーティストからかなり挑戦的なアートまで、様々な現代アートを展示しています。
何度か行った際も、内容は社会性の高いテーマが多い印象でした。様々なアーティストが一度に展示していることが多く、見た目で面白いものから、解説を読まないと全くわからないものまで、次々に楽しめるような空間でした。
観光地エリアにありながら、強い意味を持ったアートが集まる空間です。
期間によっては、街の広場などに設置されているオブジェなどとエキシビジョンが連動している時もあるので、サイトを見てから訪れた方がより楽しめるかと思います。
水曜日の17時以降限定で入場無料です。
Kunsthal Charlottenborg
Tuesday-Friday 12:00-20:00
Saturday-Sunday 11:00-17:00
Monday closed
MAP
Ny Carlsberg Glyptotek|ニューカールスベア(毎月の最終水曜日)

チボリ公園の近くにあるNy Carlsberg Glyptotekは、彫刻と古代美術のコレクションで知られる大型美術館。カールスベア社の創業家によって設立されました。
古代エジプト美術やロダンの彫刻、ルネッサンス期の彫刻や絵画など、多様なコレクションが並んでいます。
館内でも特に印象的なのが、ガラスドームのあるウィンターガーデン。ヤシの木に囲まれた自然美と、白が際立つ彫刻が融合した空間は、なんとも美しい憩い場です。
毎月最後の水曜日が無料ですが、日程変更する場合もあるので事前確認をお忘れなく…!
Ny Carlsberg Glyptotek
Monday Closed
Tuesday-Sunday 10:00-17:00
MAP
VILLUM Window Collection

コペンハーゲン中心部からは少し離れたところに位置するユニークなアート空間。
17世紀から今日に至るまでの歴史的な窓を約300点収蔵していて、窓の発展に関する技術的・職人的・歴史的に展示してあります。実際の窓枠やガラスの展示を通して、北欧の建築や暮らしの変化を知ることができます。
私も窓の開け閉めを体験したり、レインボーの棚から数々の窓を取り出すのは、好奇心を刺激されました。
館内はモダンで整然としており、建築や北欧デザインに興味がある方には特におすすめです。
こちらは日時限定などはないのですが、開館日時が限られているので事前チェックをお忘れずに。
私自身が訪れたときは、他に誰もいなかったので貸切のように鑑賞できました。
VILLUM Window Collection
Tuesday 11:00-17:00
Thursday 11:00-17:00
Sunday 11:00-17:00
MAP
Kastrupgårdsamlingen|Kastrup Farm Collection

コペンハーゲンの空港周辺エリアにひっそりと佇む穴場のアートスポット。
18世紀の農場建築を活用したもので、白壁の建物が中庭を囲みクラシカルな雰囲気が佇んでいます。デンマークの田園風景にタイムスリップしたかのような落ち着いた空気感があります。
現代グラフィックアートが専門で、版画からグラフィック表現、写真など多様な企画展を開催しています。
規模は大きくありませんが、その分テーマ性が明確で専門性の高い展示が特徴です。デンマークを中心に北欧のグラフィックアートの動向を知ることができます。未だ見ぬアーティストの発掘も楽しめるかもしれません。
観光の中心地にある人気の美術館とは違い、静かに作品を楽しみたい方や、ローカルな美術館の美術館の雰囲気がお好きな方には、おすすめの場所です。
Kastrupgårdsamlingen
Mandag Closed
Tuesday-Friday 13:00-17:00
Wednesday 13:00-20:00
Saturday-Sunday 11:00-17:00
MAP
SMK FRIDAYS|SMK主催のイベント(年6回、金曜16-22時)

コペンハーゲン中心部から歩いていけるデンマーク国立美術館です。国内最大の美術館で、ルネサンス期のヨーロッパから近代・現代美術まで、多彩な美術品を展示しています。
その美術館主催で年6回の金曜日に行われてる“FRIDAYS”というイベントです。通常120krがこのイベント時は入場無料となり、夕方16時から22時まで美術館内でDJタイムやトークショー、ワークショップなどが開催されています。館内の広場では飲み物や軽食なども販売されています。
このイベントを楽しむのももちろん良いのですが、なんといってもこのイベント開催中は、常設展も無料で開放されているのです。エキシビジョンエリアは閉まっていることが多いのですが、常設だけでもかなりたくさんの絵画やインスタレーションなどがあります。
ムンクやマティス、ルーベンスなど巨匠たちの作品も置いてあるので、ヨーロッパ美術がお好きな方にはもちろん、本物をちらっと見たいという方も気軽に入れるのでお勧めです。また、デンマーク人アーティストの作品が多いのも見どころの一つです。個人的にはシュルレアリスムコーナーがあるのが魅力的です。
日程やイベント内容によっては、外に長蛇の列ができるほど並んでる時もありますので、時間に余裕を持っていくことをお勧めします。
ギャラリー
コペンハーゲンの街にあるギャラリーも無料で開放している場所がいくつかあります。ただこじんまり小規模のところが多いので、近くを通った時にふらりと立ち寄るくらいがベストです。



Møstings
Frederiksbergのボタニカルガーデンに隣接しているギャラリーハウス。反対側の入り口にはカフェがあります。
Møstings
Monday closed
Tuesday – Friday 11:00-18:00
Saturday – Sunday 11:00-17:00
O–Overgaden
デンマークを代表する非営利芸術機関が運営するギャラリー。新進気鋭の国内外の作家たちを紹介する型破りなエキシビジョンを開催しています。Christianshavn駅から徒歩数分なので寄りやすい立地です。
O–Overgaden
Monday closed
Tuesday, Wednesday 13:00 – 18:00
Thursday 13:00 – 20:00
Friday 13:00 – 18:00
Saturday, Sunday 11:00 – 18:00
Christiania Art Gallery
クリスチャニアの中にある夫婦で運営しているカラフルなギャラリー。絵画からポストカード、洋服などのグッズも販売しています。
Christiania Art Gallery
Monday 11:00 – 17:00
Tuesday-Wednesday CLOSED
Thursday 11:00 – 16:00
Friday-Sunday 11:00 – 17:00
Copenhagen MAP
ここで紹介した入場無料の美術館をはじめ、無料のスポットをグーグルMAPにまとめました。(2025年追記)
ダウンロードもできるので、旅のお供にご活用ください。
上記のMAPやイベントカレンダーをまとめたページがありますのでそちらもご参考ください。(2025年追記)
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、無料で入れるコペンハーゲンの美術館をまとめました。
この情報で、皆さんの旅や生活に少し楽しみがプラスされたら幸いです。
また、実際行ってみたご感想なども是非コメント欄で共有していただけたら嬉しいです。
それではまた!
美術館以外の無料で入れる観光場所も紹介しています⬇︎
http://www.kaigaikurashilog.com/freeincopenhagen/







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