コペンハーゲン入場無料で楽しめる観光スポットまとめ【2023】

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コペンハーゲン

みなさんこんにちは。
デンマークの首都コペンハーゲンで暮らしている凡人yukiです。

コペンハーゲンは北欧の中でも人気の観光都市で、特に夏は過ごしやすいので多くの観光客が訪れています。最近は春も近づいてきてお天気の日には、テラスでお茶する人たちも増えてきたように思います。

デンマークといえば建築や芸術をはじめ、絵本のような街並みをイメージされる方も多いのではないでしょうか。ただ街歩きするだけでも街並みや看板デザインなど様々な発見が多いのも事実です。

しかしながらいざ観光!と思うと、各入場料の出費が結構痛いところです。デンマークは医療費や学費が無料で幸福度の高い国としても有名ですが、その反面、税率が高く物価が高いことでも知られています。デンマークの物価は日本の倍と言われてますが、以前水族館に行ったら4000円近く、せっかくの観光なのに萎縮してしまったのを覚えています。

また、お得な観光方法で知られているコペンハーゲンカードは、指定範囲内の交通公共機関乗車券と美術館等の入館料がセットで、24時間ごとに購入でき、乗車入場し放題というのが魅力ですよね。ただ、1日に3箇所以上回ると元が取れるという計算のため、そんなに回れないよと思う方も少なくないはず。

そういうゆったり観光したい日や、コペンハーゲンカードを使用していても余った時間どう過ごすか悩んでるときに、無料で観光できる場所があれば時間を有効に使えますよね。また、コペンハーゲンに住んでいる人にとっても、無料の観光スポットはとても魅力的です。

そこで今回は、コペンハーゲンを無料で楽しめる観光スポットをまとめました。

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定番の場所

ニューハウン夜景

ニューハウン

コペンハーゲンといえばここ!美しいカラフルな建物が立ち並ぶ、コペンハーゲンを代表する観光スポットの一つです。

人魚姫像 & ゲフィオンの噴水

コペンハーゲンの象徴的な観光スポットで、デンマークの作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンにちなんで作られました。海に面した場所に建ててあり、晴れている日は海辺との景色が美しいです。

周辺は大きな公園になっており可愛い建物がポツンポツンと建っていて、ゲフィオンの噴水も人魚姫像に向かう途中にあります。

周辺の公園では春には桜が咲き、4月には日本大使館主催の桜まつりも開催されています。

Christiania:クリスチャニア

コペンハーゲン市内にある自治区で、独自の文化を持っています。ヒッピーのような雰囲気で、コペンハーゲンの違う一面を感じられるかもしれません。場所によっては写真NGの場所があるのでそこだけ注意しましょう。

Strøget:ストロイエ通り

コペンハーゲンで最も有名な通りの1つで、噴水の広場を中心に広がる通りに多くのショップやカフェが並んでいます。通りを散策するだけでも楽しめますが、店内に入るとより楽しめる場所をご紹介します。

LEGO

ストロイエ通りの路面店とTivoliに面した2店舗があります。
どちらもそれぞれディスプレイが可愛く品揃えも豊富です。

Royal Copenhagen

ストロイエ通りの広場に面した大きな路面店です。
ロイヤルコペンハーゲンが好きな方もそうでない方も、食器やテーブルコーディネートなどに興味がある方にはお薦めです。

HAY HOUSE

HAYは、ここ最近日本でも話題になってきているインテリアデザインのブランドです。そしてストロイエ通りの広場に位置するHAY Houseは、HAYの旗艦店とされています。

デザイン自体がお洒落なので、お買い物目当てでももちろん楽しいのですが、ショップのディスプレイ方法がお洒落だったり、変わったデザインのものなどもあるので、クリエイティブな感性が刺激される場所です。

街歩き

コペンハーゲン市役所の内観

TorvehallerneKBH:トーベヘルネ

Norreport駅からすぐ近くの生鮮食品マーケットです。野菜や果物、お肉やお魚などが並んでいて、建物内の各ブースにはパン屋さんやカフェ、オープンサンドイッチなどの軽食のお店も併設されています。

また食器やスパイス、計り売りのオリーブオイルのお店など、デンマークの雰囲気を感じながら、見るだけでも楽しめるお店が並んでいます。

コペンハーゲン市役所

外観も美しいですが、内部も美しい装飾が施されています。
入場無料ですが、市役所の空いている平日のみで、イベントなどで入場できない場合などもあります。

The King’s Garden:ローゼンボー城のガーデン

ローゼンボー城の入場は有料ですが、その敷地内のガーデンは誰でも自由に入ることができます。お天気の良い日に散歩がてら入ってみるとなんとも穏やかな雰囲気で過ごせます。また、ローゼンボー城の外観は見れるので中に入らなくてもヨーロッパ感が楽しめます。

Christiansborg Slot:クリスチャンスボー城の塔

クリスチャンスボー城の塔に無料で入ることができ、上の展望台から市内を一望できます。
入場する前に空港のような手荷物検査があるので、時間には余裕を持っていきましょう。また、展望台は野外のため冬場は短時間でも冷えます。しっかり防寒していくことをお勧めします。

The black square

中心部から少しだけ離れたNørrebro駅周辺に位置している広場です。アートのようなデザインが一面に施されていて、スケートボードやサイクリングをより楽しめる造りになっています。春には桜も咲くので、お散歩がてら訪れてみるのも楽しいかもしれません。


教会

コペンハーゲン中心部で自由に入場できる教会をいくつかご紹介します。

Frederiks Kirke:フレデリック教会

北ヨーロッパで一番大きい教会で入場無料です。外観も美しいバロック様式の教会で、内部には美しいフレスコ画やドーム型になった天井が神秘的な雰囲気を醸し出しています。

Vor Frue Kirke:コペンハーゲン聖母教会

街の中心部にあるコペンハーゲンの大聖堂です。
1829年に建築家クリスチャン・フレデリック・ハンセンによって新古典主義様式で建てられました。

1100人以上が座れるという内部は、白を基調に造られた内装が美しく、2階から教会全体を眺めることもできます。また、全てイタリアのカララ大理石で造られたという復活したキリストや12使徒は迫力があります。

Helligaandskirken:聖霊教会

ストロイエ通りにある教会です。美しいシャンデリアが中心にあり、木造のデザインも素敵です。
入場無料の聖歌隊によるイベントなども開催しているようなので、事前にチェックして行くことをおすすめします。

Trinitatis Kirke:三位一体主日教会

コペンハーゲン中心部にあるラウンドタワーに併設されている教会です。
入り口はラウンドタワーの脇にあり入場無料です。

三位一体という名前は、ラウンドタワーと合わせて、教会・天文台・大学図書館の役割を担っていたことからきているそうです。


図書館

Det Kongelige Bibliotek:デンマーク王立図書館

外観が全体的に黒くモダンな雰囲気から、別名ブラックダイヤモンドと呼ばれるコペンハーゲンで有名な建築の図書館です。中に入って最上階へ上がり、上から見下ろすと素敵な建築デザインを見渡せます。少し怖いので高所が苦手な方はお気を付けてください。

Danish National Art Library

アートやデザインなど美術に関する書籍に特化した図書館です。少しコンパクトな作りになってますが、あなたの知らないアーティストの本に出会えるかもしれません。

コペンハーゲン中央図書館

街の中心部にある図書館です。

1階にはカフェやオススメの本などが並んでいて、3階はキッズエリアとなっており絵本も豊富に置いてあります。2階は土足厳禁ですが靴を脱げば、大人一人でももちろん入れます。


美術館

個人的に観光するには欠かせない美術館。入場料を気にせず気軽に入れる貴重な美術館をご紹介します。私がコペンハーゲンに住んで知り得た、日時限定の無料公開日などもあるので要チェックです。

The David Collection

デンマークの弁護士・実業家のクリスチャン・ルートヴィヒ・デイヴィッド氏が収集したイスラム美術と18世紀ヨーロッパの美術品、応用美術、家具を所蔵する美術館です。彼はコレクションを美術館という形で後世に残すことを決意し、亡くなる際に全財産を美術館財団に託したそうです。作品は彼がかつて住んでいた建物に収められています。

Thorvaldsens Museum:トーヴァルセン美術館(水曜日)

デンマーク初の公立美術館として、世界的に有名なデンマークの彫刻家、バーテル・トーヴァルセン(1770 -1844)のために建てられたそうです。

中庭を囲むように建築された美術館の館内は、長い廊下にそって沢山の部屋が並んでるような造りになっています。内装が異なる各部屋に、それぞれ彫刻や絵画などのコレクションが並んでいます。

Københavns Museum:コペンハーゲン市博物館(水曜日)

コペンハーゲンの街の歴史を知れる博物館です。コペンハーゲンの街のパノラマ模型や電子版など所々ユニークな展示の仕方が面白いです。

Nikolaj Kunsthal:ニコラスアートギャラリー(水曜日)

歴史ある教会の中にある現代アートギャラリーです。街の中心部ストロイエ通りから1本入ったところに佇んでいます。見た目からは想像つかないほど、中は現代アート空間となっています。展示も期間毎で変わるので、インスタレーションが多いためか、中の景色が行く時々によって180度変わります。また体験型のインスタレーションも過去にいくつもあったので、そういった点も魅力の一つです。

Kunsthal Charlottenborg:シャーロッテンボー宮殿アートギャラリー(水曜日の17時以降)

17世紀に建てられたシャーロッテンボー宮殿に、北欧でも最大級の現代美術の展示スペースです。Nyhavn(ニューハウン)の中心部にあり、国内外の有名アーティストから新しい視点のアートを展示しています。

上記の図書館欄で紹介したアートライブラリーのすぐ横にあるので、アートライブラリーに17時までいて、そのまま移動できるので水曜日は一石二鳥で楽しめます。

Ny Carlsberg Glyptotek:ニューカールスベア(毎月の最終水曜日)

美術館内にはギリシャ・ローマの古代彫刻、ルネッサンス期の彫刻や絵画など、多様なコレクションが並んでいます。館内には美しい室内庭園があり、彫刻と植物が並んでいる風景はなんとも素敵です。毎月最後の水曜日が無料とありますが、日程変更する場合もあるので事前確認をお忘れなく…!

VILLUM Window Collection

少し中心部からは離れたところに位置する窓の美術館です。

17世紀から今日に至るまでの歴史的な窓を約300点収蔵しています。窓の発展に関する技術的、職人的、歴史的に展示してあるそうなので、建築に興味がある方にはもちろんインテリア好きな方にも興味深い美術館だと思います。

SMK FRIDAYS:SMK主催のイベント(年7回、金曜16-22時)

コペンハーゲン中心部から歩いていけるデンマーク国立美術館です。国内最大の美術館で、ルネサンス期のヨーロッパから近代・現代美術まで、多彩な美術品を展示しています。

その美術館主催で年7回の金曜日に行われてる“FRIDAYS”というイベントです。通常120krがこのイベント時は入場無料となり、夕方16時から22時まで美術館内でDJタイムやトークショー、ワークショップなどが開催されています。館内の広場では飲み物や軽食なども販売されています。


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